カレーうどん「名古屋うどん」早稲田本店(二)
2009.11.23(00:00)

つれのカレーうどんです。
一口もらいました。
鯱系ではありませんが、町場のカレーうどんを思い出します。
たぶん、スパイスの問題でしょう、もう少し黄色いと、筆者原点のカレーうどんに似てきます。
なつかしい感じの味でした。
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きしめん-赤なごや「名古屋うどん」早稲田本店(主)
2009.11.18(00:00)

江戸五街道の筆頭東海道、三河国は芋川(現在の刈谷市)が語源といわれる、東京の“ひもかわ”。
今でこそ、じゃけんな扱いなきしめんですが、かつての江戸では、“ひもかわ”が、うどん系食べ物の雄として、蕎麦好きうるさ型の江戸っ子に唯一認められた小麦粉麺だったとの話を聞いたことがあります。
東京の“ひもかわ”には江戸以来の歴史があり、現在の名古屋“きしめん”とは別系統であると考えてしまった方が、名古屋な人が東京で食べた際、特にお汁や具についてのギャップが少ないように思います。
一方、ほぼ三河と尾張の国境にある芋川の平うどんが西へ向い、すぐ近くの名古屋でなぜ“きしめん”と呼ばれるようになったのかは、よく分からない模様です。
一説によると、語源は碁石麺ですので、筆者による全くの仮説ですが、もともとあった麺が薄い碁石麺の、麺のひらべったさから、芋川の平うどんはそのまま“きしめん”へ、碁石麺の、丸い麺の形が餅へ(つまり“名古屋雑煮”と融合)受け継がれたと考えると、先祖は同じとなり、名古屋の“きしめん”と“雑煮”が似ているのも納得できます。
○
報道によると、“ひもかわ”の地東京へ、名古屋ご出身の先代が名古屋の“きしめん”を携え?、上京され始められたと思われるのが、早稲田の「名古屋うどん」です。
まず、一人の名古屋出身者の感覚として、名古屋には「名古屋うどん」という言葉はありません。
ですから、東京在住名古屋な皆様が、初めこの屋号を聞くと感じる違和感はもっともです。
もちろん、味がよければ問題ないのですが、「名古屋うどん」というネーミングのシンプルさが、名古屋な人には逆インパクトをあたえ、訪問を躊躇させます。
筆者もそう感じていたのですが、先代さんが名古屋出身と聞き、あー「名古屋うどん」、さもありなんとになったのです。
○
皆様、考えてもみてください。
名古屋名物台湾ラーメン。
なぜ、名古屋のこのラーメンが台湾なのか?
故郷を遠く離れたご自身のアイデンティティーとは何かを、お店の方はよく考えられたのでしょう。
「名古屋うどん」よい名前です。
○
さて、このブログを始めて、約4年ほど経ちますが、過去記事で気になっていることがあります。
料理別・商品別のブログ記事の中で、唯一、画像がないのが「名古屋うどん」池袋店です。
理由は、カメラを持っていなかったという単純なことですが、画像がありませんと記事の信憑性に係わります。
記事内容の充実と、当時は気がつかなかったお店ホームページに触発され、行ってきました「名古屋うどん」早稲田本店です。

お店サイトで発見した、きしめんの‘なごや’を注文し、しばらく待ちます。
白つゆ・赤つゆと二種類のつゆが用意されますので、赤つゆを選択しました。
赤つゆは、薄口醤油使用の模様。
東京で溜まりは難しいかもしれませんが、許容範囲内です。
また、最近の名古屋でも、溜まり醤油を使うお店は、健康志向か経費節減か分かりませんが、減っているようです。
赤つゆは少し塩辛く、天かすがかけられ、具のワカメなど、筆者のきしめんなイメージとは異なりますが、トータルとしてはバランスがあり、満足できるきしめんでした。
大変美味しかったですよ。
○
名古屋から東京にでられた個人のお店が、徐々に東京化していくのは、仕方がないことと思います。
お客の中心は、東京の皆様なのですから。
また、世襲があれば、二代目の故郷は東京になりますね。
そして、名古屋は名古屋で進化していくことでしょう。
それでも、名古屋を大きく屋号に掲げ、自己の由来を明確にし勝負する「名古屋うどん」早稲田本店。
訪れた日は、土曜の夜にもかかわらず予想外の混雑で、多くの方は味噌煮込みうどんを食べていらっしゃいました。
これからも、応援していきたいお店ですね。
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モリッシュ「MORIVA COFFE」四谷店
2009.11.06(13:00)

ブロガーさんの記事で、なんと、「コメダ」の“ミニシロノワール”によく似た商品があると読み、行ってきました「モリバコーヒー」。
“ミニシロノワール”に似たその名は、森のデニッシュで“モリッシュ”とのこと。
早速注文し食べてみます。

筆者レベルでは、“モリッシュ”と“ミニシロノワール”の違いは全く分かりませんでした。
どちらにしても、“モリッシュ”が“シロノワール”のインスパイアであること、間違いないと思います。
「コメダ」は、現在のところ東京都心には未展開ですので、四谷や赤坂でシロノワールを食べたい時などお勧めです。
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“鬼”金時芋まんじゅう「あんき堂」そごう千葉売店(主)
2009.11.01(00:00)

春に「あんき堂」のみたらしだんごを取り上げたことがあったのですが、実はもう一つ購入したいものがありました。
ブログを始めて幾年月、東京で買える鬼まんじゅうを捜し求めてたどり着いた浅草の「楓」ですが、蒸パンタイプでございます。
ういろうタイプはないのか?と探し、今日(とはいっても購入日)、正に巡り会えました“ザ・鬼まんじゅう”「あんき堂」(とはいっても千葉)の金時芋まんじゅうです。
○
豊橋の庶民的和菓子さん系と思われる「あんき堂」に、“鬼まんじゅう”がないとは、同県人としては考えられません。
今年の春に、狙ってわざわざ千葉まで出かけた時、空振りだったのですが、店員さんからある種の情報は入手できていました。
秋になりましたので、再度訪れたところ、ズバリ並べられています。
早速購入し食べてみます。

これは、まぎれもなく、名古屋で言うところの“鬼まんじゅう”です。
もちろん、名古屋主流のういろうタイプになっています。
名古屋の超有名どころに比べれば、若干の雑味を感じますが、それも好きずきでしょう。
美味しかったですよ!。

前回訪問時、情報をくれた店員さんは、にーちゃんで、ちょっとつっけんどんなところがあったのですが、今回はねーさまで、親切にも美味しい食べ方までレクチャーしていただきました。
名古屋の“鬼まんじゅう”が懐かしい東京在住名古屋な皆様。
季節販売と思われます、千葉そごう「あんき堂」の金時芋まんじゅう。
お勧めです。
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あんバター「木村屋總本店」松屋銀座売店
2009.10.22(00:00)

オリンピック東京落選で思い出したのですが、1981年の西ドイツはバーデンバーデンで、名古屋がオリンピック招致確実といわれて逆転負けした時、一方的に名古屋の力量不足と東京媒体に非難されました。
今も昔も、名古屋情報に疎い東京媒体は、当時よほど嬉しかったのでしょう。(笑)
その後、名古屋といえばオリンピック落選と、15年以上は言っていたと思います。

今回の東京落選前、筆者が最後に名古屋オリンピックと東京媒体で聞いたのは、日韓サッカーワールドカップで豊田会場が落選した時です。
時も場所も当事者も内容も理由もちがうイベントに対し、“自分たちはそれしか名古屋を知らない”のがありありでした。

名古屋オリンピック招致失敗の実際は、東京がメンツを保ちたいがために非協力的であったり、裏のネゴシエーションを否定したり、つまり、JOCや政府(東京そのもの)に大きな問題があったと言われています。(もちろん、名古屋にも強い反対運動がありました。)
良し悪しは別にして、それについて大研究・対策をした長野は、オリンピック招致に成功し、そんなことはとっくに忘れたであろうわが首都東京の、環境プレゼンスに頼った今回、おみごとな落選だったのは皮肉です。

ベースの問題点は全く同じと感じますが、今冷静に考えてみても、一時期東京メディアを席巻した“小倉トーストきもーい”は、明らかな過剰演出で、しかも、間違いでありました。
今回いただきました、あんぱんの老舗・銀座「木村屋総本店」のあんバター。
小倉トーストと同じ硬めの食感で、大変美味しくいただくことが出来ました。
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ゆかり-海老せんべい「坂角総本舗」大丸東京店売店
2009.10.12(00:00)

30年ほど前、名古屋土産といえば、納屋橋まんじゅう・ういろう・守口漬の時代がありました。
それにとって代わり、80年代から名古屋土産の定番に急浮上したのが、「坂角総本舗」の海老せんべい“縁(ゆかり)”です。

理由としては、お土産として軽い・ある程度日持ちがする・簡単に食べられるなど考えられますが、そもそも、海老せんべいとして高い風味・質感を持っていたことが勝因と思われます。
もともと、海老どころである愛知のお土産で、また、当時タモリさんが持ちネタとしていたエビフリャーも、イメージ植付に貢献したことでしょう。
今も昔も、名古屋出張で、是非ともエビフリャーを食べたいと思ったビジネスマンが、名駅で途方にくれ、仕方なく海老ツナガリで“ゆかり”を購入し、新幹線で東京帰社後、会社で配る姿が、筆者にはありありと見えます。(笑)

90年代中盤には、麹町に直営店があったと記憶しますが、現在は東京の百貨店に多数販売店をもちます。
それでは名古屋土産としてどうなの?の疑問にこたえ、本拠地名古屋でのみ販売される商品もあるようです。
ういろうに、「青柳」や「大須」があるように、海老せんべいも他に「桂新堂」などが、東京へ進出しています。
尾張のたまごの大きなハンバーグ「ブロンコビリー」昭島昭和の森店
2009.10.01(13:00)

名古屋郊外を中心に多店舗展開するステーキハウス「ブロンコビリー・BRONCOBILLY」が、東京にもやってきました。
ロードサイドステーキハウスは、ファミレスが出現する以前から「あさくま」がありましたので、名古屋ではポピュラーな存在です。
場所は、昭島市で都心からは遠いのですが、八王子からの高速千円を利用し名古屋へ行く途中、「ブロンコビリー」へ立ち寄ってみました。

筆者個人として、いままで「ブロンコビリー」に強い印象はありませんでしたが、今回、東京・昭和の森店を訪れてみて、名古屋的大らかさは十分感じますね。
炭焼き肉・サラダバー・大かまどごはん・魚沼産コシヒカリなどのセールスポイントも、飯も肉もサラダも好きな名古屋な筆者には、高い訴求力を感じます。
せめて、環八辺りの出店であれば、今後も利用する機会があるかもしれません。
力きしめん「寿美吉」京橋・東京駅
2009.09.26(13:00)

名古屋の雑煮は、澄まし汁に焼かない角餅と餅菜のみの具に、花かつおが載るシンプルなものが一般的と思います。
そして、雑煮と同じように花かつおが踊る料理が、名古屋のきしめんです。
名古屋では、うどんに通常、花かつおは載りませんので、なぜきしめんと雑煮には…。
しかも、名古屋の雑煮ときしめん、具である餅ときしめん以外の違いは、汁に味醂を使うかどうか以外ほとんど差がないように思えます。
ちょっとした謎ですね。

今回、きしめんがキチンと食べられると聞き、訪れました、東京駅は八重洲の「寿美吉」。
メニューを見てみると、力きしめんがありました。
ほほーと思い注文してみます。
出された力きしめんですが、力うどんのきしめん版で花かつおは載っていません。

=つれのきしめん=
つれが注文したきしめんを見てみますと、名古屋デフォルトの花かつおが載っています。
ということは、力きしめんに花かつおを載せたものは、雑煮きしめんと呼ぶのではないか?という仮説が名古屋出身者としては成り立ちます。
ん、いや、まてよ、ここは東京。東京の雑煮に鰹節は載せるのか?
なんだか蕎麦のざるともりの違いのようなことを考えながら、訳の分からないまま、あっという間に食べ終えてしまいました。
○
「寿美吉」の力きしめん、白醤油を使う名古屋の白つゆよりは若干濃い色の、関西風薄口です。
餅の上に天かすがかけられていて、天かすの味が勝ってしまい、印象が分散した感じがするものに仕上がっています。
麺は、筆者がイメージするきしめんより細く、若干厚みありの上品なものでした。
美味しかったですよ。
焼餅でしたので、これに花かつおは合わない気もしますが、名古屋と同じ煮餅で、赤つゆ+花かつおなら、“一食で二度おいしい”雑煮きしめんになる気もしました。
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あんかけスパ-ミラカン「パスタデココ」新宿高田馬場店
2009.09.20(00:00)

ネット上を見渡しますと、東京新橋・名古屋栄などで、初めて食べたあんかけスパを、B級グルメとおっしゃる方がいますが、間違っています。
料理がB級なのではなく、後付けの名前や、「パスタデココ」がB級っぽいだけです。
私は、あんかけスパを名古屋めしの超弩級と表現しています。
なぜなら、その前身は昭和30年代の“洋食”に起源を持つからです。
たぶん、今の若者では、それが意味する高級感について全く無知なことでしょう。
そして、バブル期のイタめしブームにも、名古屋のおっさん達はまったく動じません。
定番メニュー“サンジェルマン”はなぜ“サンジェルマン”なのか?
“ミラカン”の“ミラ”とは何か?
あんかけソースは、“ドゥミグラス・ア・ラ・ナゴヤ-ヤマオカ”と表現すべきと筆者は思っています。
ホントに、ぬかるみのように奥深い料理で、知識・経験がない方では太刀打ちできない、異次元な名古屋めしなのです。

「パスタデココ」は間違いなくディフュージョンです。
創業時には、今回食べました“あんかけスパの四番バッター”ミラカンもメニューにありませんでした。
実は、名古屋のあんかけスパ屋さんでも、あんかけスパとは何か?を理解しているかどうか疑わしい店が結構あります。
つまり、それは、メニューに現れるのです。
東京に進出している名古屋系居酒屋の諸君につぐ。
あんかけスパ屋さんに、あんかけスパというメニューは知っている限りありません。
あんかけスパの歴史を知っていれば、このメニュー名で、この料理は出せないはずなのです。
単品しかないメニュー構成の妥協案として、せめて発祥に由来する、“名古屋式ミートソーススパ”での展開を期待します。

=これは鉄板スパの変種=
報道によると「壱番屋」は、今後関東方面の「パスタデココ」出店を強化するようです。
筆者としては、それがなんであるか理解していない名古屋を含む全国の方に向け、是非ともあんかけスパとは何か?を自社のサイトで歴史を中心に解説していただきたいのです。
それが、この名古屋めしを新業態に採用した企業の責任であると思うのと同時に、名古屋以外のあんかけスパファンを増やすことにもつながると思えるからです。
また、提供方法は「ココイチ」方式で全くかまいませんが、特殊な料理名は、分かりやすい名前にするのではなく、是非とも受け継いでいってくれませんか。
メニューにある“ピカタ”は、あんかけスパの店「パスタデココ」としてのプレゼンスを、高田馬場で確実に示しています。

名古屋という土地に根付いたこの料理は、その時代背景と密接な関係を持ち、昭和の高度成長期を代表する、名古屋めしの象徴であると、私は思っています。
浮ついた奇抜を狙った商品とは対極にある、名古屋“とろとろ料理”文化に立脚した、都会派ビジネスマンの伝統食なのです。
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名古屋めしファンへお知らせ
この新宿高田馬場店には、メニューに小倉トーストありました。
味噌カツを名駅ルーセントタワーの「矢場とん」で食べてきた。
2009.09.10(00:00)

みそかつの「矢場とん」が8月上旬、名古屋ルーセント店をオープンさせましたので、いつものように早速訪問しました。
こちらのお店は、店員がいるフードコート式で、フードコートの名前は「名古屋丸八食堂」になっています。
味噌カツ以外では、ひつまぶし「うな匠」・名古屋コーチン「鳥開」などが合同出店していまして、なんだか、このブログが取り上げましたお店が大集合です。

今回、久しぶりに食べました「矢場とん」のロースかつ定食みそですが、いわゆる甘みが薄い味噌だれで、感覚的には、東京進出時、銀座店で食べたものよりあっさりしています。
昨年セントレア店でいただいた、甘みが強く先祖帰りしたものに比べると、こちらの方が筆者の好みに近いものになります。
ただ、「ゴマとか、カラシとか、七味とか使ってお食べください」などと店員さんが言うのを聞き、それを使わないと食べられないものなの?かと、子供の頃から味噌カツを食べてきた筆者としては、疑問を感じざるを得ません。

かつて、ラシック店を訪れた時にも、このような“おせっかい”がありましたので、いまや「矢場とん」を訪れる人の多くが観光客になっているんじゃないかと思わせます。
甘く平面的だった「矢場とん」の味噌だれが、ココ15年であっさり化しているのも、かつての分析どおりですね。
なお、筆者はこちら名古屋ルーセント店の訪問により、「矢場とん」全店訪問達成者のタイトルを防衛です。(笑)
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