味噌煮込みうどん「若鯱家」ペディ汐留店(三)
2008.11.13(13:00)

名古屋のうどん屋さんでは、きしめん・うどん・味噌煮込みうどん・そばと、四種類の異なった麺が通常用意されます。(うどんと煮込みうどんは麺が違うのです)
そのような環境で成長した、名古屋カレーうどんのディフュージョン「若鯱家」にも、“名古屋の味じまん”として、味噌煮込みうどんがありますので食べてみました。
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名古屋めしの保守本流であり、当ブログの‘料理系名古屋めし’12種類の中では、横綱・味噌カツと並びダントツに機会が多く、筆者が子供の頃から食べている味噌煮込みうどん。
食べている回数が多いので、お店による違いには比較的柔軟です。

ニュートラルな気持ちで食べてみた印象ですが、郊外型ロードサイドうどん店で出てくるような味噌煮込みうどんかなと思いました。
無理に東京風へアレンジしてしまったものではなく、シイタケの味も効いていてちょっと安心です。
ディフュージョン「若鯱家」は、メインのカレーうどんを中心に、名古屋めし麺食堂・名古屋めん居酒屋的営業ですので、東京・汐留でも気軽に名古屋めしが食べられる点がよいですね。
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味噌煮込みうどん「玉丁本店」八重洲店
2007.12.01(11:00)

20年以上前より、名古屋の手羽先を東京への心意気で展開される手羽先唐揚げの「鳥良」。
その「鳥良」が東京駅八重洲地下に味噌煮込みうどんのお店をオープンしたと知ったのは、「山本屋総本家」が神田和泉町に出店する前後だったと記憶しています。
あまりにも場所が良すぎて、いつでもいけると思っていたのですが、東京駅は、名古屋へ・名古屋からで利用する場合が多く、味噌煮込みうどんに食指が動きませんでした。
だんだん寒くなり、味噌煮込みうどんが恋しい季節になってまいりましたので、今回は「玉丁本店」目的で八重洲まで行ってきました。

「玉丁本店」には、とろ豚入りとか、軟骨つくね入りとか、筆者も食べたことがないトッピングの味噌煮込みうどんがありビックリします。
ただ、もともと名古屋の有名店「山本屋本店」も経験的に言えば、地味な味噌煮込みうどんを少しアレンジすることでお客に訴求していましたよね。
ですので、味噌煮込みうどんに馴染みのない東京において、「玉丁本店」の少し過激な商品ライナップも理にかなったものといえるでしょう。
味噌煮込みうどんの味としては、その「山本屋」の物に近くアベレージにあるといってよいと思います。
子供の頃から食べてきた筆者からすると少し手作り感にかける気がしますが、八丁味噌特有のエグミも感じられ美味しく頂きました。
不特定多数が利用する東京駅にありますので接客もよく、八重洲が便利な東京在住名古屋の方には使えるお店ですね。
味噌煮込みうどん「味噌煮込罠」本郷
2007.10.12(22:00)

しばらく前ですが、メトロ本郷三丁目最寄の、東京で本物の味噌煮込みうどんが食べられるお店「味噌煮込罠」へ行ってきました。
「味噌煮込罠」には、イタリアンとかキムチとか東京スタイルと思われる、アレンジされた味噌煮込みうどんもあり、それはそれでそそられますが、筆者が注文したのは、もちのろん、ノーマルな味噌煮込みうどんです。
○
「味噌煮込罠」の味噌煮込みうどん、美味しいし、エクセレントであることは間違いないのですが、食べなれている筆者としては、味に何かが足りなく感じました。
それが味噌の配分なのか、あるいは出汁の種類なのか、一回では分かりませんでしたので、年内に、もう一度食べてみようと思っています。
味噌煮込みうどん「ちた屋」市ヶ谷
2007.03.01(13:00)

10年以上前の状況になりますが、名古屋めしの保守本流であります味噌煮込みうどんを、東京で食べることは至難の業でありました。
銀座にあった「きしめん亭」でも、存在したのは味噌煮込みきしめんだったと記憶しています。
その状況下のなかで、“食べられる店”として私が知っていたのが、渋谷の東急ハンズ近くに存在した「ちた屋」です。
食べられるといっても、東京で土着化したものが提供されており、赤味噌のトン汁のようなものに、硬めの麺を煮込んだ、田舎うどんという名前のメニューでした。
うどんや味噌という食材は、ポピュラーなものですので、東京でも味噌煮込うどんというメニューがありますが、他店のものは白味噌鍋焼きトン汁風うどんでしたので、「ちた屋」のものは、その“白味噌うどん”と名古屋の物のアレンジによるものであったのでしょう。
ただ、名古屋市内出身の筆者が、かつて常滑・半田の複数地点で食べた味噌煮込みうどんは、出汁がトン汁のように感じられるものがありましたので、お店の屋号通り、知多半島で出される味噌煮込みうどんの“本物”が提供されていたのかもしれません。
渋谷時代の「ちた屋」へは、今世紀に入ってからでも、SMAPの木村さんが来たとか、キャイーンの天野さんが番組で紹介したとか聞き、順調に営業されていると思っていたのですが…。
2年ぐらい前ですが、突然なくなってしまいました。

当ブログを始めた当初、無くなった「ちた屋」を調べてみたところ、どうも市ヶ谷に移転しているらしいということが分かりました。
ただ、もともと、名古屋の物とは少し異なるイメージでしたので、「山本屋総本家」が進出している今の東京では、プライオリティーを下げざるをえませんでした。
ブログ開設一年が過ぎ、考えつく多くのお店に触れることができましたので、「山本屋」以前の味噌煮込みうどんと、「矢場とん」以前の味噌カツについて、東京で食べたい時お世話になっていたお店を、今回と次回取り上げることにいたします。
市ヶ谷の「ちた屋」に行ってみたところ、メニューの田舎うどんが味噌煮込みうどんという名に変わっていました。
久しぶりに食べてみた「ちた屋」の新生・味噌煮込みうどんは、名古屋で食べる本物と同じといってよいものに変化しており、赤みその比率と提供方法(これは渋谷時代の田舎うどん当時のまま)以外は、センタリングをゴール前フリーで受けたものが提供されています。美味しいです。素晴らしい!
名古屋のプレゼンスが上がり、アレンジと本物の区別がつく様になってきた東京で、地元市ヶ谷の皆様に支えられ、末永く暖簾を守っていただきたいと思います。
東京在住名古屋の方も、市ヶ谷が便利な皆様は一度どうぞ。
→移転ではなく、九段下界隈にもともと分店があった模様です。
味噌煮込みうどんチゲ「ゼットン」銀座店-ginzazetton-(主)
2006.06.21(23:00)

東京における名古屋めしの評価を一変させた「ゼットン」。その東京フラッグシップ「ゼットン」銀座店で数年ぶりに食事をしてきました。
前回食事したとき大変気になったのが、少し名前を変えながら今もメニューに存在し、名門「山本屋総本家」公認とうたっている味噌煮込みうどんでした。
当時、まだ「総本家」の支店は東京には存在せず、東京でも味噌煮込みうどんが食べられるのかと、前回は喜び勇んで訪れた「ゼットン」銀座店だったのですが…。

注文し出てきたものは、味噌煮込みうどんの汁が半分ほどしかなく、しかも、汁全体にすでに卵が混ぜられた卵とじ状態のもので、それはとても味噌煮込みうどんとよべるものではありませんでした。
「ゼットン」銀座店は味噌煮込みうどんを愚弄している。一旦はそう思った私ですが、まてよ、もしかしたら料理人が不慣れで下手なアレンジしたのかもしれないと考え、その時はクレームすることを思いとどまりました。

今回食事するに当たって、もっとも気になっていた味噌煮込みうどん。今のメニューにはチゲとついているので、また唐辛子でも入れ、アレンジをしているのかと思いましたが、至極普通なものが出てきて拍子抜けしました。
大きな油揚げが気になりますが、十分美味しいです。オシャレな雰囲気で味噌煮込みうどんを食べたい方にお薦めします。(笑)
味噌煮込みうどん一半普通煮込「山本屋総本家」浅草雷門店(主)
2006.03.16(00:00)

初めに一言申し上げますが筆者は「本店」派です。人生の節目節目で食べてきた山本屋は「本店」の味噌煮込みうどんでした。
ですので、「総本家」のものはあまり食べたことはありませんが、味噌煮込みうどんの味自体に両山本屋のへだたりを私はあまり感じません。
そんな筆者にとって両山本屋の大きな違いは白菜の漬物が「本店」では出されることです。
この漬物が、汁をほとんど飲み干す私には良いアクセントになりまして、今なお「本店」派たらしめているゆえんでもあるわけですが、「総本家」で白菜の漬物が無くても問題なく飲み干してしまえるのは、子供の頃から食べてきた経験のなせる業かもしれません。
名古屋めしの保守本流であります味噌煮込みうどんですが、近年まで(知らない人は現在も)東京では生煮えの麺との散々な評価が普通でした。
アルデンテを知らないフランス人はパスタを茹でつくすと聞きますが、東京に住んでいればイコール文化的教養、見識の高い人間であるはずもなく、知らないことに対する謙虚さを忘れた論評は、それはもう見苦しく哀れなものでありました。
ネットの時代になりさすがにこのような愚かな意見は少なくなりましたが、実はこの塩抜きアルデンテ麺、名古屋の方ならご存知のようにここまで硬い麺は両山本屋特有のものです。

筆者が山本屋で味噌煮込みうどんを食べるのにはパターンがありまして、冬の日風邪をひいたかなという時、夕食に味噌煮込みうどんを食べ、早く家に帰り、すぐに寝るというものですが、東京でこれが可能になったことは体調管理の上で病院以上のメリットを感じます。
東京一号店であります神田和泉店とこの浅草雷門店。次のお店は是非渋谷か新宿にお願いしたいところです。





