台湾ラーメン「世界の山ちゃん」神田須田町店(主)
2006.05.01(19:05)

以前も書きましたが、筆者は麺類があまり好きではありません。食事をしようという場合、蕎麦やラーメンを選択することは、最近ではほとんどなくなりました。
ただ、名古屋五大麺(味噌煮込み・あんかけスパ・カレーうどん・きしめん・台湾ラーメン)とスガキヤはそれなりに食べていて、やはり若いころから食べてきたものは、味覚が覚えているのか今でも食べたくなるときがあります。

筆者が初めて台湾ラーメンを食べたのは15年ぐらい前、激辛ブームからか、名古屋で有名になっていた台湾ラーメンを一度食べてみたいと思い、京命(たぶん)の「味仙」に行ったときのことです。
強烈な辛味と、その辛味と共に口や鼻に広がる旨みが印象的で、汗が止まらなくなった記憶があります。
最近では、「味仙」セントレア店で開港以来2回ほど食べています。個人的感覚では、昔食べたものより辛味も旨みも少なくなった気がしますが、自分が歳をとったせいかもしれません。

=味仙の台湾ラーメン=
台湾にこの台湾ラーメンはないので、よく台湾にない台湾ラーメンと揶揄されますが、名古屋の台湾ラーメンは、「味仙」のオーナーで台湾人の郭さんが、担仔麺をモデルに考案したものですから、台湾ラーメンという命名はリーズナブルです。
また、そもそもその土地で普通に食べられている食品を、地域の人がその地域の名前を冠し、例えば博多ラーメンとか・仙台牛タンとか・帯広豚丼とか命名するのは、明らかに地域外からの視点を意識したものです。土地内の人が語るなら一種の宣伝でしょう。
ですから、名古屋在住台湾人のオーナーが、台湾ラーメンと名づけたこのラーメンは、実にシンプルで理に適った素晴らしい命名でありました。

「山ちゃん」の台湾ラーメンは「味仙」に比べ辛さが足りないのと、スープの旨みの質が異なると思いますが、雰囲気は出ています。
これを食べてから、本場名古屋の「味仙」などで本物を食べるのも、初めての方には予習代わりになり、よいかもしれません。
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